広島比治山陸軍墓地奉賛会と組織の機構

☆☆☆ 広島比治山陸軍墓地ガイド ☆☆☆

広島市南区の比治山は市の中心部の近くにある小高い山で、広島現代美術館や全国でも珍しいマンガ・コミック本だけの市営のマンガ図書館、公園、遊歩道、茶店、展望台などがあり、春には花見客で賑わい、秋には全山紅葉で、訪れる人々の憩いの場となっていて、しかも珍しい樹木があちこちに生い茂り、貝塚もあったりして、四季を通じて各々の風情が楽しめます。この比治山は、また、別の顔を持っています。と言いますのも、ここには原爆で放射能傷害に遭った被爆者の実態調査をする放射線影響研究所があり、南に隣接する地には比治山旧陸軍墓地があるからです。しかし、他の一般の墓地と違って、暗いイメージはほとんどなく、公園墓地と言ってよく、墓地内の日出台から見渡す市内や広島湾の眺めは素晴らしく、市民が休息の場として、また、外人墓地を散策したりと珍しい植物の前でスナップ写真を撮つたりと、楽しんでいます。広島に来られたら是非,当墓地にもお立ち寄りください。
●広島比治山陸軍墓地奉賛会概要●
所在地 広島市南区 比治山公園内
連絡先 広島市西区古江新町17-18
電 話 082-273-0059

〔奉賛会組織〕
遺族会、渦潮会、電信会、若潮千通会、広島少飛会、ノモンハン会(歩兵、野砲)、船砲会、県郷友会、電運会、歩十一会、長江会、隊友会、協力会。
〔役員〕会長・岸田文雄(衆議院議員)、
副会長・宮本時一、高野清二、堀川富彦、加藤嘉文、白井丈夫、増井正次郎、澄川盛夫、教重正男。 
常任理事・新田武(事務局兼任)、山下勇、川上春男、正時正,弘津常義、丸山保三、吉田只五郎、川手房之、青山幸三、古田勇、進堂一二三、浅枝憲三、田村昭三(行事部) 
理事・渡辺好枝、山口茂昭、駒杵幸子。
顧問・谷川和穂、中川秀直、粟屋敏信、亀井静香、増岡博之、亀井郁夫、新田篤実、窪田泰三、永田雅紀、兼桝栄二、児玉光禎、松下一男、片山繁男、伊藤直嗣,畠山国登。

〔主要行事〕
合同追悼式 毎年4月の第一日曜日
月例会(慰霊法要)毎月第一日曜日

〔奉賛会出版物〕
山口茂昭編纂「広島比治山陸軍墓地略誌」
  B5判 280頁 平成10年発行
〔関連出版物〕
1.山口茂昭編集 写真で綴る「別冊・広島比治山陸軍墓地ガイド」B4判 110頁
2.山口茂昭編集「比治山陸軍墓地副読本」  B5判 160頁   いずれも非売品

上記3冊とも、奉賛会を通じて、宮内庁、政府当局をはじめ、国会図書館、大使館、大学、マスコミ等へ納本・寄贈。これにより、朝日・産経の両紙に記事として採り上げられ話題となる。また、NHKテレビでは、数度にわたり比治山陸軍墓地にスポットを当て放映される。尚、フランスの駆逐艦が呉港に寄港した折、奉賛会より略誌が寄贈され、また、アメリカの短期留学生により母国へ持ち帰られた。現在、山口茂昭により第4作目に当たる「比治山陸軍墓地130年の軌跡」を執筆・編集中。




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